PIEZO SENSOR ON KURUMI2
ピエゾスピーカを振動センサとして使用する準備ができたのでGR-KURUMMIでAD変換したいと思います。 目標は、5弦開放(A):110Hzを計測することです。 サンプリング周期を250μsecとしました。50msec間サンプリングし、20倍して周波数をもとめました。
いくつか問題がありました。
・ピッキングの強さで振幅が大きく変わる。
・アタックから減衰していき振幅が変わる。
・倍音の振幅が結構大きい。
サンプリングの開始の強度を揃えたいので、或る強度以上になるのを監視しました。アタック時は、安定しないので、アタック検出から10μsec待ってから50μsecサンプリングしました。倍音を消す目的で2サンプリング毎に移動平均をとりました。
ここから、最大、最小、平均を算出し、最大値、最小値より少し内側に閾値を設定しました。閾値の上下で二値化して、パルス数をカウントしました。この方法で周波数を求めました。 ピッキングを一定の強さで弾くと近い周波数が出ることが確認できました。 チューナ持っているし、圧電スピーカで振動が取れることが分かったので良しとします。